- 5683. PIC16F84でのハングについて [ZZR] 2005/08/01 12:33
- 初めまして。
PIC16F84を使用して車内のLED電飾を、夜間、ライトON時のみ、
ブレーキのON・OFFなどに反応して色々なパターンで
発光するようなコントロールをさせています。
一旦、完成して1ヶ月ぐらい使用していました。
先日、ライトをOFFにして車を降りてからでも、しばらく点滅している状態にしたくて、
車の12Vから5Vへ変換してPICへ供給している3端子レギュレーターのアウトプット側に
1.5Fの大容量のコンデンサを取り付けました。
その結果、動作しているときに電源を切っても約10分は点滅している状態で、
うまく行ってるように思いました。
しかし、コンデンサの電圧が完全になくなると、
次に電源を入れたときにPICが全く動作しなくなってしまいました。
そこで、一旦コンデンサを外してから電源を入れてやると今までどおりの動作をしてくれます。
どうしても、この大容量コンデンサを入れて使いたいのですが、なにか解決方法は無いでしょうか?
- 5685. Re: PIC16F84でのハングについて [ハイパーレスキュー隊員] 2005/08/01 13:15
- 本当に1.5Fもの容量のコンデンサを三端子レギュレータの出力に接続したのですか?
保護ダイオードを入れても恐ろしい回路ですね・・・
コンデンサ(も蓄電池ではありますが・・・)と考えるよりボタン電池と考えた方が良いくらいの容量で、電源コントロール回路が必要だと私は考えます。
リレーなり半導体でも良いのですが、切り替え回路を追加すべきだと思います。
制御時間はCRによる時定数を使う簡単なものからPICなどでタイマを作っても良いし色々考えられます。
制御用と駆動用の電源は2通り必要でしょうね・・・ 工夫次第です。
かなり複雑(?)な物になると思いますよ・・・
- 5686. Re: PIC16F84でのハングについて [ZZR] 2005/08/01 14:16
- レギュレーターの出力→ダイオード→1.5Fコンデンサ→PIC
と言う風に、一応ダイオードは入れてあります。
コンデンサの電力を出来るだけ発光にだけ使いたかったので、
リレーや他の回路などは入れたく無かったのですが、
やはり切替回路の方向で考えるしかないのでしょうか?
なぜ、PICが反応しなくなるのかどなたかお判りになる方はいらっしゃらないでしょうか?
電源ON時に空のコンデンサに充電するために電圧の立ち上がりが遅いからでしょうか?
- 5687. Re: PIC16F84でのハングについて [myah] 2005/08/01 15:14
- >電源ON時に空のコンデンサに充電するために電圧の立ち上がりが遅いからでしょうか?
そのとおりだと思います。電源立ち上がり時にリセットシーケンスが行われますが、データシートに電源の立ち上がり時間の検出条件は0.05V/msと記載されています。
- 5688. Re: PIC16F84でのハングについて [JO_O] 2005/08/01 15:19
- 毎度JOです。
1.5Fものコンデンサをダイオードを通して充電するのは、危険ですね、
レギュレーターには保護回路が入っているでしょうから、故障する事はないでしょうが、
電源の立ち上げで毎回保護回路が動作するのは賛成できません。
そこで1.5Fコンデンサを使用されたいのであれば
レギュレター ━DI ━┳━━━━━━┳━━━ PIC
┃ ┃
ダイオードDI 100Ω
┃ ┃
┗━━┳━━━┛
コンデンサー
┃
GND
こうすれば、コンデンサーのチャージによる、突入電流は発生しませんね
レギュレターの後にあるダイオードは必要です
- 5689. 投稿者削除 [ ] 2005/08/01 16:25
-
- 5690. Re: PIC16F84でのハングについて [DANGAN4] 2005/08/01 16:35
- JO_O さんの示した回路を文章で補足しますね。
レギュレータの出力には ダイオードD1のアノードを接続。
D1のカソードには 抵抗 と D2のカソード と PICの電源ピンを接続。
抵抗の反対側とD2のアノードとコンデンサとが接続されます。
電源投入時は抵抗を介してコンデンサを充電(レギュレータにやさしい)
電源OFF時はD1でコンデンサからレギュレータへの逆流を防ぎます。
- 5691. Re: PIC16F84でのハングについて [ハイパーレスキュー隊員] 2005/08/01 16:40
- なかなか興味をそそられる問題ですね・・・設計思想の問題ですから・・・
たかがLEDの点灯だしPICなんだから厳密に電圧を設定する必要がないと考えるか、
電源はきちっとすべきで安全と効率に重きをおきたいなんてね。
三端子レギュレータを簡単に電圧降下を目的に使用するのか、それこそレギュレーションを期待したのか・・・
保護ダイオードの電圧降下とブリーダ抵抗による損失とインピーダンス上昇。
パワーオンリセットが有効にならないと言う事は、正に電源不良じゃないですか?
私には良いか悪いか解りませんが気になります。
書き忘れていましたが、手動でリセットできるようリセット・ボタンを付けて、面倒ですが毎回電源投入後しばらくしてから手動リセットかければ、とりあえず使えるのではないですか?
私なら電源を駆動系と制御系で分けます。たとえば待機中は乾電池か2次電池で、駆動時は車から、駆動時の余韻(?)電源は2次電池で賄うとか・・・。
少なくても制御系の電源は安定します。駆動系もニッカド電池などを並列に入れることになるので安定化が期待できます。
どう簡略化するか。本当に面白い命題ですね。興味をそそられてはいますが、最後まで付き合えそうにもないのでごめんなさい。別の問題で頭がいっぱいなんです・・・
- 5692. Re: PIC16F84でのハングについて [ながすえ] 2005/08/01 16:40
- 大容量のキャパシタを電源に接続した場合には、
最低作動電圧付近でふらつくため、ハングアップ
状態になります。こうなると、キャパシタの電荷を完全に抜かないと正常起動が出来ません。
これを回避するには、16F628等の
BORを有するPICを選択するか、外部リセット回路で
BORを構成すればうまくいくと思います
- 5695. Re: PIC16F84でのハングについて [JO_O] 2005/08/01 19:38
- 再びJOです。
5688で紹介した回路は、1.5Fコンデンサを使用した場合です。
私ならコンデンサーは使用しません、回路の電源は車のバッテリー回路から引いて、
ライトの回路を「トリガー」としてLEDを点灯、トリガーとは、PICが点灯を「認識」すればいいのでは??
回路には「自己保持」と言う概念があります、PICでPICの電源を管理するわけです、
もちろん「起動」はPICでは出来ませんが、外部から起動すれば、「電源の遮断」はPICでできます。
自己保持は、リレーでも、Pチャンネルのトランジスタでも出来ます