【印刷の種類】
BSchの印刷は単純に作成した回路図をそのまま白黒で印刷します。
印刷の時に気をつける必要があるのは図面サイズです。
図面サイズの画面ドットをそのままプリンタのドットに割り振りますので
図面サイズが大きいと印刷用紙からはみ出てしまうかも知れません。
そこで、必ずプレビューをして用紙サイズに納まっているかどうかを
確認する必要があります。
【印刷設定】
BSchの印刷関連のメニュー項目には下記のような4つがあります。
(1) 「印刷」
これは実際の印刷を実行させるコマンドです。
通常のワープロなどの印刷と同じで、この後プリンタ選択と設定が
出来ます。
(2) 「印刷プレビュー」
これも通常のプレビューと同じで、現在の設定状態での印刷イメージ
を表示します。
(3) 「プリンタの設定」
これも通常のワープロなどと同じプリンタの設定用のコマンドです。
(4) 「印刷オプション」
ここでいくつかの印刷する際のオプションが設定できます。このメニュー
を選択すると下図のような設定ダイアログが表示されます。
このオプションは下記のようになります。
・図面枠、パーツ番号、パーツ名のチェックをはずすと該当する要素の
印刷をしないようになります。
画面表示には何も影響しません。
・印刷時の解像度
これがちょっと難しい設定で、プリンタの印刷解像度をいくつに設定する
かという設定です。つまり、実際のプリンタの解像度では無く、BSchとして
解像度をいくつと思って印刷させるかという設定です。
BSchから出力される解像度は150dpiに固定されているので、プリンタ側の
解像度を可変させることで印刷結果の拡大縮小が出来ます。
この値を小さくすれば拡大され、大きくすれば縮小されます。
この値を調節することで、図面サイズを変更して入りきらなくなった印刷を
納めるようにすることが可能になります。
・BSch0.58互換の印刷
旧バージョンとの互換性用です。