ヘッダファイルの扱い


【ヘッダファイルの扱い】

HI-TECH Cコンパイラのヘッダファイルはデバイスごとに用意されていますが、
いちいちデバイスごとのヘッダファイルを指定しなくても、下記1行を記述しておけば
必要なヘッダファイルを自動的にインクルードしてくれます。

#include   <htc.h>

htc.hの中でMPLAB IDEのDevice指定をチェックして、これを元に必要なヘッダ
ファイルをインクルードするようになっています。

これらのヘッダファイルは、「pic16f1936.h」や「pic16f887,h」などの名称で
HI-TECH Cコンパイラのインストールディレクトリに格納されています。
ヘッダファイルはファミリごとに共通化されており、たとえば、PIC16F88xファミリは
すべて「pic16f887.h」が対応ヘッダファイルとなっています。

【コンフィギュレーションのパラメータ】

コンフィギュレーションの記述に必要なパラメータは、PICのデバイスごとに用意
されているヘッダファイルの最初または最後にまとめて記述されています。

例えば、PIC16F887の場合には、「pic16f887.h」の最後の方に下記のように記述
されています。









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