PIC32MXファミリ用開発ツール


【ソフトウェア開発環境概要】

PIC32MXファミリ用の開発ツールとして下記の2種類の組み合わせが
用意されています。

1.PIC32 Starter Kit(DM320001) または PIC32 USB Starter Board(DM320003)
   + I/O Expansion Board(DM320002)

2.Explorer 16 Development Board(DM240001) +
  PIC32 Plug-in Module(MA320001) または PIC32MX USB PIM(MA320002)

【PIC32 Starter Kit】

PIC32 Starter KitのBoardとI/O Expansion Boardを組み合わせた場合の
外観は下図のようになっています。
左側に接続されているのがPIC32MX Staretr Kitに付属しているボードで、
これを拡張ボードに実装したことになります。
Starter Kitだけのボードではほとんど何も追加できませんので、この拡張ボード
を追加して使うことになります。
拡張ボードに追加されているコネクタやエッジカード部は、Exploer16と同じ仕様
の、「PICtail Plus」になっていますので、このインターフェースを持つ多くの
オプションボードが接続可能になります。
またPIC32 Starter Boardの代わりに、PIC32 USB Starter Boardを実装すれば
USB OTGの開発をすることが可能になります。



【Explorer 16+PIM 】

16ビットPICの標準開発ボードであるExolorer16は、PIMを差し替えることで32ビット
の開発にもそのまま使えるようになっています。この状態が下図のようになります。
PIMには現状で2種類ありますが、これから新しいPIC32MXのデバイスが増えて
いくと思われます。

Explorer16のボードには多くの周辺デバイスがあらかじめ実装され接続されていますから
開発を直ぐ開始するにはこちらの方が便利です。
拡張コネクタは「PICtail Plus」というマイクロチップ社の標準仕様になっていますので、
数多くの拡張ボードを試すことが可能です。






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