【PICkit 2の使用準備】
PICkit 2を使うためには、まずプログラミング ソフトウェアをインストールしてから
USB接続をする必要があります。
下記の手順で行います。
1.プログラミング ソフトウェアをダウンロードする
マイクロチップ社のホームページから最新版をダウンロードします。下記ページ
からダウンロードできます。
PICkit 2 Development Programmer/Debugger
ダウンロードするプログラミング ソフトウェアには2種類あります。
(1) PICkit 2 V2.10.1 Install
単体プログラムで、自分のパソコンにマイクロソフトの.NET Frameworkが
インストール済みの場合はこちらを使う
(2) PICkit 2 V2.10.1 Install with .NET Framework
.NET Frameworkを含むもので、不明なときはこちらを使えばよい。
2.プログラミング ソフトウェアをインストールする
ダウンロードしたファイルを解凍し、その中の「setup.exe」を実行すればインストール
が始まる。通常はデフォルトのままで問題ありませんのでNextだけでOKです。
3.PICkit 2 Programmerを添付USBケーブルでパソコンに接続する
これでしばらjくすると、PICkit 2が自動的に認識され使用可能となります。
もし認識されない場合には、一度USBコネクタを抜いて再度接続しなおせば
認識するはずです。
【ファームウェアの更新】
PICkit 2 Programmerの内部のファームウェアを更新する手順です。
(1) 最新のファームウェアをダウンロードする
マイクロチップ社のホームページから最新のファームウェアをダウンロードします。
下記からいつでもダウンロードできます。
PICkit 2 Development Programmer/Debugger
このページの「Download」の項から、PICkit 2 Firmware V2.01をダウンロードします。
(2) 圧縮を解凍する
zip形式の圧縮ファイルになっていますので、これを解凍しておきます。
(3) PICkit 2をUSBに接続してから、プログラミング ソフトウェアを起動する。
メニューから下図のように Tool → Download PICkit 2 Operating System とする。
(4) ファームウェアを選択する
これで下図のファイル選択ダイアログが表示されるので、先に解凍しておいた
ファイルを指定します。
(5) ファームウェアの書き込みとベリファイ
ファームウェアのファイルを指定するとすぐダウンロードが開始され、PICkit 2の赤い
Busyランプが点灯し、プログラミング ソフトウェアで進捗を表すメッセージとバーチャート
が表示されます。書き込みのあとしばらくしてベリファイが始まります。
(6) 完了
ダウンロードが完了すると自動的にPICkit 2の接続確認をし、メッセージ窓に下図の
ように表示して準備完了となります。
このときすでに書き込むデバイスが接続されていれば、デバイス確認まで自動的に
実行します。