【タイマーの働き】
コンピュータの中で「タイマー」と呼ばれるものはいくつかの種類が
ありますが、 いずれも何らかの時間に関係する動作を行います。
コンピュータのプログラム動作の中では、時刻、時間間隔、時間測定、
などなど結構時間に関係するものが沢山あります。
通常これらの「時間の素」を作るのがタイマーの役割です。
そして多くはコンピュータ内部のハードウェアによってタイマーが作ら
れています。
【タイマーの種類】
コンピュータで一般的に使われるタイマーの種類は下表の様なもの
が有名です。
これ以外にも特殊な用途のものがありますが省略します。
No 名称 役 割 1 リアルタイムクロック 実時間を作るタイマーでいわゆる時刻を刻む働きをします。
時刻としては年月日時分秒が一般的ですが、年はプログラムで追加する場合もあります。2 インターバルタイマー 一定時間間隔を作るタイマーで、待ち時間やタイミングを調整するときに多く使われます。
またOS(オペレーティングシステム)の中では複数のプログラムの優先順位に従った走行制御のためにも使われています。3 ウォッチドッグタイマ プログラムの正常実行の監視用のタイマーで、正常時にはタイマがクリアされ続けるようにしておき、プログラムの実行が異常になるとクリアが出来ずタイムアップして、コンピュータをリセットするようにするタイマーです。