写真はSONYのCDデッキと組み合わせて
使っている所。CDの出力なら十分の音質です。
1.概要 一寸古いICですが、カーオーディオ用のパワーアンプIC「TA7252AP」を 使ったステレオアンプです。音量調節のみの超簡単構成ですが、CDデッキとの組み合 わせなどでしたら十分の性能です。 2.機能性能 (1) ICの仕様 下記のように家庭で使う一寸したアンプには手頃な出力容量で雑音も少ないICです。 ・出力 5.9W (Vcc=13.2V f=1kHz THD=10% RL=4Ω) ・歪率 0.07% (Vcc=13.2V f=1kHz Pout=0.5W RL=4Ω) ・外形 小型7ピンパッケージ ・動作電圧 Vcc:9〜18V (2) アンプの機能 ICを2個使い全く同一の回路を2組1枚の基板に実装しています。 入力:2組のピンジャック 出力:2組のスピーカ端子 音量:2連のボリュームでつまみは一つ 音質:高音カットのみのスイッチ 電源:AC100V 3.回路図 基板にはアンプの他に、電源の整流平滑回路も一緒に実装しています。 そのためコンデンサなど大き目の部品が多いので基板も100x100mmの大きさと なっています。
【ダウンロード】超簡単ステレオアンプ回路図(HiWIREUでご覧下さい) 4.実装方法 ケース内部の実装は大き目の基板1枚と電源トランス、音量調節用2連ボリューム さらに電源スイッチと発光ダイオード、音質切り替えスイッチなどです。 電源部のダイオードブリッジと平滑コンデンサも基板上に一緒に実装しています。
基板実装詳細写真 内部全体実装詳細写真