リモコン月面走行車

赤外線を使ったリモコン送受信機を応用して
月面走行車の模型を作ってみました。


1.概要
前項、前々項で製作した、赤外線リモコン送受信機を利用して、何か動くもの
ということで作りました。
市販の駆動部をそのまま使い、アクリル板を加工して簡単に作っています。
2.構成
月面走行車の全体は下図のような構成で、受信機とモータ制御部は1枚の基板
ですから、それを赤外線が受信できるよう上面に実装し、そこから2個のモータ
を制御しています。バッテリには単3のニッカド電池を6個直列接続してモータ
と受信機両方に供給しています。
モータには模型セットでモータと一緒になっているキャタピラを使い雰囲気を
出しています。モータにはギヤセットがやはりセットでついています。

3.機能
月面走行車としての機能は基本的には単に走るだけです。
2個のモータはそれぞれ独立に、リモコンで速度と回転方向が変えられますので
走る向きは色々な方法で変更することが出来ます。
リモコンのスイッチを増設すれば、ライトの点灯/消灯とか、ブザーとか色々
追加することも可能です。

組み立てた結果ですが、受信基板に半球の透明アクリル板を被せたのですが、
これのため、赤外線送信機からの赤外線はうまく乱反射されるようで、どの
方向から送信機を操作しても受信が出来るようです。
受信基板には上向きに受光モジュールが取り付けられていますが、特別に明るい
屋外でなく室内であれば、特に誤動作することも無く安定に動いてくれます。
4.外観構成
月面走行車の外観は下図写真となっています。


全体外観です。 下面にはキットのキャタピラと
モータギアが組み立てられており、その上に
透明のアクリル板がネジ止めしてあります。
さらにその上に受信部基板と電池がのっかり
受信基板は透明アクリルの半球をかぶせています。

上部から見た外観です。真ん中の下側にモータギア
のキットがあります。
キットは木製の枠に組み立てる様にキットがなって
いますのでそのまま使いました。


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