内蔵クロックの使い方


【内蔵クロック】

PIC16F6xxAには4MHz(INTOSC)の内蔵クロックが追加されました。
これに従来からある37kHzの内蔵RC発振(INTRC)を加えて2種類の周波数を
命令で切替えることができます。


【クロックの供給】

PIC16F6xxAのシステムクロックは下記のように選択することができます。

選択指定方法 供給クロック
コンフィギュレーション
ビット指定
PCONレジスタ
LP、XT、HSモード -- OSC1,OSC2による外部発振クロック
ECモード -- 外付け発振器によるクロック
INTOSCモード OSCFビット指定 4MHz、37kHzのいずれか
RCモード -- 外付けRCによる外部発振クロック


【クロックの切替え方】

コンフィギュレーションでINTOSCモードの内蔵クロックを指定した場合には、
PCONレジスタでクロック周波数を切替えることができます。
まず、PCONレジスタは下図のようになっています。






このPCONレジスタを使って下記の手順で切替えられます。

(1) コンフィギュレーションでINTOSCを指定しておく
(2) 任意の時点でPCONレジスタのOSCFビットを設定変更する。
  この時点から、命令実行が停止する。
    次の2クロック待ち、クロックが切替って内部で8クロック待つ
    この時点で新しいクロックに切替り命令実行を再開する。





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