1.回路図、パターン図の作成用 (2002/5/16)
回路図は手書きでも一向に構いませんが、パターン図は耐酸性ペンや
レタリングを使って手書で直接描く方法もありますが、やはり仕上げ
がいまいちです。
やはり文明の利器、パソコンのEDAツールを使っています。
(1)パソコン:自作DOS/Vパソコン
CPU:Cyrix 6X86 P166+GP (133MHz)
メモリ:64MB
ビデオ:Matrox Millennium 4MB
その他:モデム、スキャナ、プリンタ(BJ-220JS)
(2)EDAツール :WinDraft と WinBoard
回路図作成とパターン図作成ができる。
ライブラリも揃っているし、自分で部品追加も自由に出来る。
価格は最大ピン数で段階的で、アマチュアベースであればかなり
安価で入手可能。国内販売店がある。
入手先:
IVEX社(オリジナル開発元) http://www.ivex.com/
データダイナミクス社 http://www.datamagic.co.jp/
(3)その他
薄手トレーシングペーパー(A4サイズ 50g/u)
2.基板作成用
(1)入れ物
バット大 1個 : 湯煎用の湯を入れる
バット小 2個 : 現像液とエッチング液用別々に用意
広口ビン 1個 : エッチング液保存用(ポリ容器)
バット(左)と
広口ビン(右)
(2)薬品
現像液 :現像剤(DP-10またはDP-50サンハヤト製)をぬるま湯に
溶かして作る。DP-10で1回ごとの使い捨ての方が便利
エッチング液:サンハヤト製エッチング液が便利
何回か使えるので使った後広口ビンに保存しておく
無水エタノール:清掃用で薬局で買える。基板に残った感光剤の除去用
また基板そのもののや手のクリーニングに使う。
フラックス:完成基板の酸化防止用
これを塗布しておかないと直ぐ酸化し汚くなる。
現像液 エッチング液 無水エタノール フラックス
(3)道具
クランプ :感光するときに基板とパターン図を挟んで固定する
サンハヤト製PK-CLAMPが便利
仕上げの善し悪しは結構このクランプに影響される。
感光光源 :ケミカルランプ(蛍光燈より早く確実に仕上がる)
蛍光燈スタンドを利用するか自作(写真は自作品)
ドリル :プラモデルで発売されているドリルキットが安価で
スタンドも付いているので便利。
特に超硬ドリル刃にはぴったりのアダプタが付いています。
小さな穴あけから3mm程度の穴あけにはスタンド付き
で正確に出来ます。
マルイ クラフトマンシリーズNo.2
「卓上電動ボール盤」
最近このドリルは販売されている所が少ないようです。
代わりに、秋葉原のラジオデパートで入手可能なものが
サンハヤト製ミニドリルD3と専用スタンドST−3
です。
またドリル刃は超硬ドリルが使いやすい。
(秋葉原の秋月電子通商で入手)
バリ取り用の6mm程度の太めのドリル刃
その他 :基板切断用カッター(市販カッターナイフで十分)
クランプ 感光用紫外線光源 電動ミニドリル