【現像の実際】
露光している間に現像液を準備しておきます。市販されている
現像剤(サンハヤト ポジ感光基板用現像剤 DP−10が便利)を
ぬるま湯で溶かして作りますが、余り温度を上げないようにする
ことがこつです。(30〜35℃ いわゆる人肌以下)
この温度は実際にはやや低めの方が良く、高い温度にすると 現像し過ぎて、
細いパターンが切れかけたり、全体の感光剤が定着せず簡単に剥げ落ちて
しまうようになってしまいます。
2〜3分で現像は完了するので直ぐ水洗いします。充分水洗いをして下さい。
この現像は見ていれば出来具合が分かるので比較的簡単です。
つまり見ている間に感光剤が溶けてパターンがそのまま現れて来ます。
また現像中は容器を動かして感光剤が溶けやすくします。
下図は現像中の写真で、感光剤が溶け出してきている所です。
現像中
青く現像液が溶けている
この現像が終わればいよいよエッチングです。