【概要】
最新のプログラマ兼デバッガであるICD2は、USBインターフェースで高速で
最新のPICにもいち早く対応するので是非使いこなしたいものですが、
ICSPが基本になっているため、PIC単体でプログラムしたいときには、ソケット
が無く不便を感じます。
このICD2に40ピンのゼロフォースICソケットを接続して、PICSTART Plus
のような感覚で使えるようにするアダプタを作ってみました。
使うときには、下記写真のように、モジュラーケーブルでICD2とアダプタソケット
を接続して使います。
【外観】
このアダプタソケットの外観は下記の写真のようになっていて、何のことも
ない、単に、モジュラージャックと、40ピンのゼロフォースソケットを組み合わせた
だけのものです。
【回路】
このソケットアダプタの内部配線は下図のようになっています。ICSPの5本の
線をICソケットに接続しただけです。
MCLR端子には、余計なリセットがかからないように、10kΩの抵抗でプルアップ
しています。
【モジュラージャック】
モジュラージャックの端子番号が、ICD2のユーザーズマニュアルにある図では
判りにくいのですが、一番ピンのならび位置が逆になりますので、注意が必要です。
端子配列は下図のようになります。