PICマイコンではじめる 「作って遊べる ロボット工作」
技術評論社 ISBN4-7741-1789-7 全国書店にて発売中です。 271頁 \2,380+税
本書は、初めてロボットを作ってみようという方々を対象に、簡単なライントレーサの作り方を例題として、メカ部の作り方から、マイコンを使ったコントローラ部の作り方まで、一通り解説しています。 とにかく、何もわからない状態からでも、マイクロコンピュータを使って、自分で動くロボットを作って遊べることを目標にしています。 それでも、DCモータの選び方から、プログラムの作り方、さらにはチューニングの仕方まで、内容は結構濃いノウハウ集になっています。 自分で作ったものが、期待したとおりに動いたときの感動を、できるだけ多くの方々に体験していただきたいと思います。 【 目 次 】 第1章 ロボット工作のいろは 1−1 何をつくるか考えるべきこと 1−2 ロボット工作の手順 1−3 パソコンの活用 1−4 情報の収集と保存 第2章 電子回路の基礎知識 2−1 回路図の見方、描き方 2−2 電子部品の基礎知識 第3章 センサの使い方 3−1 センサの種類 3−2 フォトセンサ 3−3 物体検知用赤外線センサ 3−4 赤外線リモコン用センサ 第4章 モータの基礎知識 4−1 DCモータの特徴 4−2 DCモータの制御方法 4−3 モータ制御用専用ICの使い方 4−4 モータ選択の実際 第5章 ライントレーサの設計 5−1 基本構想 5−2 メカ部の設計 5−3 シャーシを自分好みに加工する方法 第6章 コントローラ部の設計 6―1 コントローラ部の構成 6−2 PICの回路設計 6−3 コントローラAの設計 6−4 コントローラBの設計 6−5 回路図の作成 6−6 パターン図の作成 第7章 いよいよ組み立て 7−1 部品とその入手方法 7−2 プリント基板の作り方 7−3 コントローラ部の組み立て方 7−4 本体の組み立て 7−5 動作確認 第8章 プログラムの製作 8−1 プログラム作成手順 8−2 プログラム開発環境 8−3 プログラムの基本 8−4 プログラムの書式(書き方) 8−5 プログラミング基本テクニック 8−6 プログラミングの裏技 8−7 コントローラAのプログラム 8−8 コントローラBによる可変速化 第9章 チューニング 9−1 チューニング 9−2 目指せロボコン 付録A MPLAB Ver6.20の使い方 コンフィギュレーションビット PICへの書き込み 付録 CD-ROM