よくわかる
「SystemCによるシステムデザイン入門」

 技術評論社    ISBN4-7741-2333-1
 全国書店にて発売中です。
 439頁   \3,680+税
 CD-ROM
 並木 秀明  後閑 哲也  片岡 忠士 共著




 「C++ベースのディジタル回路記述で
  ソフト・ハード協調設計
の世界へ」

 組み込みソフトウェアの世界で現在も主流となっているC言語を使って
ハードウェアを開発するために考案されたSystemC言語の解説書です。
これまでの解説書が難解であったのをぐっと易しくし、ハードウェア技術者
の方々にわかりやすくするため、組み合わせ回路、順序回路の具体的な
回路をSystemCで記述する方法から解説しています。


     【 目   次 】

 第1章 SystemCによるシステム設計
   1−1 ハードウェアとソフトウェア
   1−2 システムレベル設計言語SystemC

 第2章 SystemCの開発環境設定
   2−1 SystemCで開発するプロジェクトのファイル構成
   2−2 SystemCの入手
   2−3 UNIX系環境におけるSystemCの開発環境
   2−4 波形のトレース
   2−5 Visual C++ 6.0によるSystemCの開発環境
   2−6 Visual C++.NETによるSystemCの開発環境

 第3章 SystemCによる回路記述 @組み合わせ回路
   3−1 SystemCによる回路記述
   3−2 単一構成システムの記述
   3−3 複数プロセスシステムの記述
   3−4 子モジュールを含む構成の記述(階層モジュール)
   3−5 システムファイルの記述方法

 第4章 SystemCによる回路記述 A順序回路
   4−1 フリップフロップとクロック
   4−2 レジスタとリセット
   4−3 カウンタとパラメタライズ

 第5章 インターフェースとチャネル
   5−1 チャネルの基本構成
   5−2 プリミティブチャネルの使い方
   5−3 階層チャネルの使い方
   5−4 階層チャネルの例

 第6章 SystemCによるシステム設計
   6−1 時計の仕様
   6−2 32768Hzのクロック信号
   6−3 カウンタの基本動作
   6−4 時計のブロック図
   6−5 スタティックドライブ方式とダイナミックドライブ方式
   6−6 ストリーク現象
   6−7 ダイナミックドライブ方式の回路図
   6−8 セグメントの周辺回路
   6−9 内部リセット信号
   6−10 SystemCによるRTL記述
   6−11 シミュレーション
   6−12 テスト機能を搭載したシミュレーション
   6−13 SystemCの各記述と抽象度
   6−14 sc_signalチャネルによるBCA記述
   6−15 sc_bufferチャネルによるTF記述
   6−16 sc_bufferチャネルによるTF記述で「表示部→計数部アクノリッジ」を省略
   6−17 sc_bufferチャネルによるUTF記述
   6−18 sc_fifoチャネルによるUTF記述(ノンブロッキング・アクセス)
   6−19 sc_fifoチャネルによるUTF記述(ブロッキング・アクセス)

 第7章 論理シミュレータおよび論理合成ツール
   7−1 シミュレーションおよび論理合成の手順
   7−2 Visual Eliteの使い方
   7−3 ISE WebPACKの使い方
   7−4 Precision Synthesisによる論理合成

 第8章 C++入門
   8−1 C++の基礎知識
   8−2 SystemCによる回路機能の記述

  付録 CD-ROM