「電子工作入門以前

 技術評論社   ISBN 978-4-7741-7284-2
 全国書店にて2015年3月27日 発売開始です。
    ¥2,280+税
 後閑 哲也著



電気・電子・回路・部品・マイコン・プログラミングの基礎知識
電圧ってなに?コンデンサの役割は?
プログラミングってどうやるの?
ゼロからスタートした方のための解説書

第1章 電気の発見からトランジスタの発明まで
1-1 電気の発見から電池の発明
 1-1-1 静電気と電気
 1-1-2 電気の研究のはじまり
 1-1-3 電池の発明と電気の発展

1-2 電気の研究ラッシュから電磁気学の完成
 1-2-1 電磁気学の研究ラッシュ
 1-2-2 電気の照明への活用
 1-2-3 電気と磁気の関係に気づく
 1-2-4 オームの法則の発見
 1-2-5 電磁誘導現象の発見
 1-2-6 電磁気学の完成と電磁波の予言

1-3 発電の歴史~直流から交流へ
 1-3-1 直流発電機の発明による照明の発展
 1-3-2 交流発電機の発明とエジソンの敗退
 1-3-3 現在の交流送電システム
 1-3-4 再び交流から直流へ
 1-3-5 交流の特性

1-4 通信の歴史
 1-4-1 通信の生い立ち
 1-4-2 テレタイプ端末によるテレックスの発展
 1-4-3 電話の発明
 1-4-4 電波の存在の証明
 1-4-5 無線通信のはじまり

1-5 電子の発見と電子の振る舞い
 1-5-1 電子の発見と原子構造の解明
 1-5-2 電気の源は自由電子
 1-5-3 電子と静電気
 1-5-4 電流を流す力~電圧
 コラム 電気の単位

1-6 ダイオードからトランジスタへ
 1-6-1 n型半導体とp型半導体
 1-6-2 接合型トランジスタの発明
 1-6-3 電界効果トランジスタの発明

1-7 電子計算機からマイクロプロセッサの発明
 1-7-1 電子計算機のはじまり
 1-7-2 電卓戦争からマイクロプロセッサの発明へ
 1-7-3 マイクロプロセッサの発展
第2章  電子工作とは
2-1 電気機器と電子機器
2-2 電子工作とは
 2-2-1 電子工作とは
 2-2-2 電子工作でできることとできないこと
第3章 電子工作を始めるための準備
3-1 電子工作を始めるために必要なこと
 3-1-1 対象物の動かし方を知る
 3-1-2 キットを改造する

3-2 回路図が読めて描けるようになるには
 3-2-1 回路図の基本的な要素
 3-2-2 回路には直流動作と交流動作がある
 コラム  グランドとは
 3-2-3 回路図に描いてないこと

3-3 組み立て
 3-3-1 ブレッドボードによる方法
 3-3-2 ユニバーサル基板による方法
 3-3-3 プリント基板を自作あるいは注文する方法

3-4 電子工作に必要な道具
 3-4-1 必須の道具
 コラム 「はんだ付けのコツ」
 3-4-2 揃えたほうがよい道具
 3-4-3 本格的に揃えたい道具

3-5 ECADとは
 3-5-1 ECADの機能
 3-5-2 ECADの例
第4章 電子回路設計の基礎
4-1 受動部品の使い方
 4-1-1 抵抗の使い方
 4-1-2 コンデンサの使い方
 コラム 交流の表現方法
 4-1-3 コイルの使い方

4-2 能動部品の種類
4-3 トランジスタの使い方
 4-3-1 MOSFETトランジスタの選び方
 4-3-2 MOSFETの駆動回路
 コラム VCCとVDD

4-4 オペアンプの使い方
 4-4-1 オペアンプの基本回路
 4-4-2 オペアンプの特性
 4-4-3 オペアンプの応用回路構成
 4-4-4 直流増幅回路の設計方法
 4-4-5 交流増幅回路の設計方法

4-5 デジタルロジックICの使い方
 4-5-1 ロジックICの種類
 4-5-2 基本ゲート
 4-5-3 フリップフロップとクロック
 4-5-4 ロジックICの使い方

4-6 電源とグランド
 4-6-1 電源の役割
 4-6-2 電源に関連する不具合と対策

4-7 放熱設計方法
 4-7-1 放熱の考え方
 4-7-2 3端子レギュレータの放熱設計例
第5章 マイコンを使うためには
5-1 マイコンを使うためには
 5-1-1 現代のマイコンシステムの構成
 5-1-2 マイコンでできないこと
 5-1-3 マイコンの供給電源の設計方法
 5-1-4 クロックの設計方法
 5-1-5 入出力インターフェースの設計方法
 5-1-6 ハードウェアとプログラムの協調

5-2 アナログとデジタル
 5-2-1 デジタル信号の特徴
 5-2-2 アナログ信号の特徴
 5-2-3 アナログとデジタルの変換
 5-2-4 アナログ・デジタル変換(A/D変換)の方式
 5-2-5 デジタル・アナログ変換(D/A変換)の方式

5-3 周辺モジュール
 5-3-1 最新周辺モジュールのポイント
 5-3-2 最新モジュール一覧
 5-3-3 特徴のある周辺モジュール
 5-3-4 周辺モジュールの活用例
第6章 プログラムの作成方法
6-1 プログラムとプログラミング言語
 6-1-1 プログラムとは
 6-1-2 プログラミング言語とは
 6-1-3 実際のプログラム記述

6-2 プログラムの設計方法
 6-2-1 プログラムはどのように考えるか
 6-2-2 既存プログラムの活用
 6-2-3 フローチャートと構造化プログラミング
 6-2-4 構造化プログラミング手法からオブジェクト指向へ

6-3 プログラム作成手順と必要な道具
 6-3-1 プログラム開発の手順
 6-3-2 PICマイコンの開発環境
 6-3-3 MPLAB X IDEの概要
 6-3-4 PICkit 3の使い方
第7章 プログラム作成の基礎-C言語の使い方
7-1 C言語のプログラムの書式
 7-1-1 C言語プログラムの基本構成
 7-1-2 実際の記述形式

7-2 定数と変数
 7-2-1 変数の定義の仕方
 7-2-2 定数の書式と文字定数
 7-2-3 ヘッダファイルの役割とレジスタ処理の書式

7-3 関数の作り方とフロー制御
 7-3-1 関数の基本書式
 7-3-2 フロー制御
 7-3-3 if文の使い方
 7-3-4 while文とdo while文の使い方
 7-3-5 for文の使い方
 7-3-6 swicth文の使い方

7-4 割り込みとは
 7-4-1 割り込みのメリットと処理の流れ
 7-4-2 割り込みの要因と割り込み許可
 7-4-3 割り込み処理の記述の仕方

7-5 コンフィギュレーションとは
 7-5-1 コンフィギュレーションワード
 7-5-2 コンフィギュレーションの自動生成
第8章 実際の製作例
8-1 システム設計
 8-1-1 システム設計の実際
 8-1-2 全体の構成

8-2 ハードウェアの設計と製作
 8-2-1 リアルタイムクロックICの使い方
 8-2-2 温度センサの使い方
 8-2-3 液晶表示器の使い方
 8-2-4 回路設計と組み立て

8-3 プログラムの設計と製作
 8-3-1 プログラムを作成するときの考え方
 8-3-2 ライブラリの使い方
 8-3-3 プログラム詳細
 8-3-4 プログラムの書き込みと実行