「電子工作は失敗から学べ!」

 技術評論社   ISBN 978-4-7741-8079-3
 全国書店にて2016年4月14日 発売開始です。
    ¥2,280+税
 後閑 哲也著



最小の労力で身に付ける電子工作のセンス
動かないときこそチャンス!
自分で作りながら理解する回路のしくみ

第1章 電子工作は失敗から学べ
「失敗から学べ」とは
動かないときこそチャンス
本書の構成

第2章 電源の製作と電子回路の基礎知識
2-1 抵抗の実験2-1-1 抵抗は燃える? - オームの法則とジュールの法則
2-1-2 抵抗の種類と特徴
2-1-3 どんな抵抗値でも使える? - 抵抗の値とE系列
2-1-4 抵抗値はどうやって見分ける? - カラーコード
2-1-5 抵抗の値を変えるには? - 抵抗の直列,並列接続

コラム テスタの使い方
2-2 コンデンサの実験2-2-1 コンデンサの蓄電機能
2-2-2 コンデンサのパンク? - コンデンサの耐電圧
2-2-3 コンデンサの直列接続と並列接続
2-2-4 コンデンサのインピーダンス
2-2-5 コンデンサの種類
2-2-6 どんな値のものがある? - コンデンサのE系列

2-3 コイルとトランスの実験2-3-1 電磁誘導現象の発見
2-3-2 コイルの役割 - 交流用の抵抗になる
2-3-3 交流の電圧を変えるには? - トランスの役割

2-4 ダイオードの実験2-4-1 ダイオードの基本特性と種類
2-4-2 ダイオードは燃えるか? - ダイオードの発熱の実験
2-4-3 ダイオードによる整流 - 半波整流と全波整流
2-4-4 整流回路の設計方法 - 実は難しい

2-5 実験用電源の製作2-5-1 基本検討
2-5-2 回路設計と組み立て
2-5-3 動作テストと調整
2-5-4 評価テスト
2-5-5 トラブルと対策
コラム 放熱設計の仕方


第3章 ラジオの製作
3-1 電波の発見と電波の伝わり方3-1-1 電波の存在の証明
3-1-2 電波の伝搬と無線通信

3-2 ゲルマラジオの製作 - 失敗してしまった3-2-1 ゲルマラジオの全体構成
3-2-2 アンテナコイルと同調回路
3-2-3 検波回路
3-2-4 受話器
3-2-5 ブレッドボードで製作
3-2-6 動作テスト

3-3 ワンチップAMラジオの製作3-3-1 ワンチップAMラジオの全体構成
3-3-2 ワンチップラジオICの概要
3-3-3 製作
3-3-4 動作テストとトラブル対策

3-4 FMステレオラジオの製作3-4-1 FMステレオラジオの全体構成
3-4-2 FMラジオICの仕組み
3-4-3 FMラジオの回路と定数の決め方
3-4-4 FMラジオを組み立てる
3-4-5 動作テストとトラブル対策

コラム ブレッドボードの使い方

第4章 自動点灯LED照明の製作
4-1 電池の実験4-1-1 電池の種類と使い方
4-1-2 直列接続と並列接続

4-2 LEDの実験4-2-1 LEDを電池で点灯させる
4-2-2 小型LEDと照明用LEDの差異

4-3 明るさセンサ(Cds,フォトセンサ)の使い方4-3-1 Cds
4-3-2 フォトセンサ

4-4 制御回路の設計と組み立て4-4-1 リレーによる制御回路
4-4-2 接合型トランジスタによる制御
4-4-3 MOSFETによる制御回路
4-4-4 コンパレータを追加する

4-5 調整方法とトラブルと対策

第5章 ステレオアンプの製作
5-1 ステレオアンプの概要5-1-1 電力増幅とは
5-1-2 オーディオアンプICの概要

5-2 回路設計と組み立て
5-3 動作確認方法
5-4 スピーカ
コラム ハンダ付けのノウハウ
コラム ユニバーサル基板の組み立てノウハウ

第6章 赤外線リモコン車の製作
6-1 赤外線リモコン車の概要6-1-1 システム全体構成

6-2 駆動部の組み立てとモータの制御方法6-2-1 車体の組み立て
6-2-2 モータの組み立て
6-2-3 車体上部の組み立て
6-2-4 モータの制御方法

6-3 赤外線による通信6-3-1 赤外線リモコン通信の方式
6-3-2 市販のリモコンのフォーマット
6-3-3 赤外線受光モジュールの使い方

6-4 PIC16F1503の使い方とハードウェアの製作6-4-1 PIC16F1503の使い方
6-4-2 受信制御基板のハードウェア設計
6-4-3 受信制御基板の組み立て
6-4-4 受信制御基板の実装

6-5 リモコン車のプログラムの製作6-5-1 プログラム製作用の道具 - 必要なのはパソコンとプログラマだけ
6-5-2 プログラム製作最初の最初 - コンフィギュレーションとクロック設定
6-5-3 モータ制御の確認テストプログラム(Robot2)
6-5-4 赤外線フレーム受信動作確認プログラム(Robot3)
6-5-5 赤外線フレームデータ部受信プログラム(Robot4)
6-5-6 モータ制御を加えた最終形態プログラム(Robot5)

6-6 動作確認方法とトラブル対策
6-7 グレードアップ6-7-1 モータの可変速制御
6-7-2 PWMモジュールの使い方
6-7-3 PWM制御プログラム(Robot6)の製作

コラム モータとギヤの選択の実際
コラム オシロスコープの使い方

第7章 Bluetooth接続のデータロガーの製作
7-1 データロガーの概要7-1-1 データロガーの全体構成 - 毎秒記録で35時間連続収集可能
7-1-2 機能仕様

7-2 PIC16F1783の使い方7-2-1 PIC16F1783のピン配置とピン機能,電気的仕様
7-2-2 PIC16F1783の内部構成と使用周辺モジュール

7-3 アナログ信号の入力方法7-3-1 アナログ信号の入力方法
7-3-2 12 ビットA/Dコンバータの使い方

7-4 BluetoothモジュールとEUSARTの使い方7-4-1 BluetoothモジュールRN-42XVPの概要
7-4-2 RN-42モジュールの制御コマンド
7-4-3 EUSARTモジュールの使い方

7-5 フラッシュメモリとSPIモジュールの使い方7-5-1 フラッシュメモリの使い方
7-5-2 MSSPモジュール(SPIモード)の使い方

7-6 回路設計と組み立て7-6-1 回路設計

7-7 ファームウェアの製作7-7-1 コンフィギュレーションとクロックの確認テスト(Logger1)
7-7-2 USARTとBluetooth の動作確認テスト(Logger2)
7-7-3 A/Dコンバータのテストプログラム(Logger3)
7-7-4 フラッシュメモリのテストプログラム(Logger4)
7-7-5 データロガープログラムの製作

7-8 データロガーの動作確認
7-9 グレードアップ7-9-1 オペアンプの使い方

コラム プリント基板の作り方