VS1053B搭載 　　PIC32MZ オーディオ プレーヤ
	2019.04.27　PIC情報交換会資料
	YS電子工作デザイン http://www.ys-labo.com/　　斎藤
	YS電子工作ショップ http://ys-labo.shop-pro.jp/
1.	オーディオプレーヤ概要
	・CPU：　PIC32MZ2048EFH100　　システムクロック200MHｚ 　・ VS1053B（QFP48pin)によるハードウェアデコード　及び　DA変換 　・演奏可能ファイルフォーマット：　MP3、WMA,　AAC,　Ogg Vorvis、WAV 　・再生用オーディオファイル保存方式：　マイクロSDカード 　・サブディレクトリを含む全ファイルから演奏ファイルを選択可能 　・押しボタンスイッチ x 2：　演奏開始/一時停止用、演奏曲スキップ用 　・表示機能： 　　　　　➀　.演奏中のファイル名をパス付で表示（ by キャラクタ液晶　SC1602　16文字x 2行) 　　　　　➁　UART + 通信ソフト(Tera Termなど)による、SDカード内全ファイルの一覧表示 　・VS1053搭載のターゲットボードとして、マイクロエレクトロニカ社の 　　MP3 Click 　（価格21.9ドル/個、Mikro Bus（注）使用）を使用 　　　　　(注）マイクロチップのPIC32MZ Curiosity Boardなど各種評価ボードに採用されている 　・開発環境：　Harmony ver.2.04 　XC32 ver2.10 　MPLABX ver4.00 　・設計方針：　オーディオファイル再生をテーマとした、シンプルなPIC32MZ評価ボード用サンプルソフトとする。
2.	回路図（→PDFファイル）
3.	試作品外観
4.	動作結果
	➀　動画　　　　　→　YouTube 動画
	➁　Tera Term 画面
	③　キャラクタ液晶表示
	（例） ルートディレクトリの場合 サブディレクトリの場合
5.	プログラム概略・ポイント
	➀VS1053Bを初期化する。（VS1053Bの内部クロックは12.288MHｚの3倍以上にする。2倍ではWMAファイルなどでノイズがでる）
	➁起動後、サブディレクトリを含め再帰関数を使い全ディレクトリをスキャンして全ファイルのテーブルをつくる。
	③ファイルはフルパス付で管理する。
	④ファイルをオープン後、512バイト単位でバッファにデータを読み込み順次VS1053BにSPIで送信する。
	⑤送信はDRQEQ（データリクエスト）が１の場合のみおこなう。
	⑥1曲毎にVS1053Bを初期化する。
	★プロジェクトファイル　→　ホームページに近日公開予定