RN4020によるBluetooth BLE
    PC - PIC32MZ間送受信
  2019.11.17 PIC情報交換会資料 
  YS電子工作デザイン http://www.ys-labo.com/  斎藤
  YS電子工作ショップ http://ys-labo.shop-pro.jp/
    
1.  システム概要
  Bluetooth:
 ・モード …… BLE、 プロファイル……SPP
 ・無線モジュール: マイクロチップ製 RN4020 x2
 ・セントラル側: PC-(USB/UARTコンバータ)-RN4020
 ・ペリフェラル側: PIC32MZ2048EFH100 - (UART)-RN4020


開発環境
 ・PIC: Harmony v.2.04 XC32 v2.10
 ・PC: VC# 2017
送受信データのモニタ
 ・PIC側 キャラクタ液晶x2、Tera Term(UART受信割り込みデータをPC画面でモニタ)
 ・PC側 アプリケーション内リッチテキストボックスでモニタ
備考
 ・RN4020の実験部品としてマイクロエレクトロニカ(株)の BLE2 Click(mikro Busインターフェース)を使用
 ・実験用としてmikro Busモジュールを5個取り付けられる専用キバンを作成
 ・市販のBLE機器(オムロン 環境センサ 2JCIE-BL01 温度、湿度、気圧、照度、UV、騒音を検出・送信)を
  参考検出用BLE機器として配置
           
2.  デモ要約

 
 上のPCのウィンドウとPIC側回路間で、Bluetooth経由➀~④を実行する。
➀ PCのウィンドウ内スイッチを ON/OFFすることにより、PIC側LEDを点灯/消灯する
➁ PIC側スイッチの ON/OFFを、PCのウィンドウ内でモニタする。
③ PIC側可変抵抗器の電圧値を、PCのウィンドウ内に数値 及びプログレスバーのイメージで表示する。
④ 以下の文字列をPC側から送信して、それぞれ対応する文字列を受信しこれをリッチテキストボックスに表示する。
   
 送信文字列   受信文字列 
Japan Tokyo
America Washinton
U.K. London
France Paris
(その他) Pardon ?

⑤ RN4020の初期化、スキャン、接続 及び➀~④に於けるコマンドやデータ信号をTera Term とリッチテキストボックスに表示する。
     
3.  回路図(→PDFファイル
     
4.
 試作品外観
1. システム全体
2. PIC側(ペリフェラル)
   マザーボード、mikro Bus評価ボード
    BLE2 Click(RN4020)キバンなど
 3. PC側(セントラル)
  Bluetooth - UART- USB変換キバン、
   BLE2 Click(RN4020)キバンなど
   
4  動作結果
  ➀ 動画     
 
     
 YouTube (システム全体)
 YouTube (コマンド編)
 YouTube (PC制御ウィンドウ編)
         
  ➁ PC ウィンドウ - PIC間 送受信
 
  




     
LED ON/OFF  LED: ON LED: OFF
スイッチ モニタ  SW: ON SW: OFF
可変抵抗器
電圧モニタ 
約1.0v 約3.2v
文字列
送受信 
Japan → Tokyo America → Washinton


5. 参考
5.1 プロジェクトファイル
 
     
PIC(Harmony)   → down load
PC(VC#)  → down load
     
  5.2 YS電子工作ラボHP での紹介( → URL )