【デバッグとは?】
コンピュータを動かすためにプログラムを作りますが、複雑なプログラム
は、作ってもいつも正しく動くとは限りません。大抵の場合にはどこかが
間違っているため、予定通りには動かないのが普通です。
この間違っている所を「バグ」(虫)と呼び、これを取り除く作業を
「デバッグ」と呼びます。
【デバッグの方法】
このデバッグの方法には大別して2通りの方法があります。
@ 実機デバッグ
直接プログラムを実機コンピュータで実行させてデバッグする方法
で、外部から実行状態を制御出来る様にする「ICE」(In Circuit
Emulator)と呼ばれる装置を 付加して、逐一命令の実行結果を確認
しながらデバッグします。
PICの場合「PICMASTER」とか「ICEPIC」とかがこのエミュレータに
なります。
A シミュレータデバッグ
直接でなく、他のコンピュータで実機をシミュレート(擬似実行)して、
逐一、命令の実行結果を他のコンピュータ上で確認しながらデバッ
グします。
PICの場合、MPLAB-IDEとパソコンを使って行う方法がこれに相当
します。
(MPLAB-IDE : MPLAB Integrated Development Environment )