【シリアル通信のプログラミング】
パソコンのシリアルインターフェース、つまり「COMポート」に対するプログラミング
の仕方には、Windowsを前提としたときには下記のような方法があります。
1.INPUT/OUTPUT関数で直接制御する方法
昔のBASIC言語やC言語などで作っていたころのもので、最近のWindowsの
環境では作るのが難しくなってしまい、現実的な方法では無くなってしまいました。
2.VxDとDLLを用いる方法
Windowsの環境では最も正統なもので、いわゆるデバイスドライバを使う方法です。
しかし、メーカ製のハードウェアを使う場合以外では、デバイスドライバを作るのは
とてもアマチュア工作の世界では負担が大きすぎます。
3.Windows APIを用いる方法
Windowsが標準でサポートしている関数を利用する方式で、これまでは、これが
基本の作り方でした。 しかしこの場合にはC++言語を使うことが多く、日曜大工
としては大変でした。
4.MSCommを用いる方法
Visual Basic4.0以降から標準で組み込まれた機能で、OCXコントロールの形式
で提供されているため、フォームに貼り付けるだけでシリアル通信機能が使える
ようになるため、非常に簡単にシリアル通信のプログラミングが出来るようになり
ました。