WinBoardの印刷方法


【パターン図の印刷】

出来あがったプリント基板のパターン図を印刷します。
印刷の目的には2つあります。
 
 (1) チェックのため、普通の印刷用紙に印刷する場合
 (2) 露光用にトレーシングペーパーや、OHPフィルムなどに
   印刷する場合

いずれも原寸で良いのですが、チェックには場合によっては
2倍で拡大した方が見やすいかも知れません。

【印刷の手順】

印刷するには下記ステップで行います。

(1) プリンタの設定
   File → Printer Setup では、通常のWindowsのプリンタセット
   アップのダイアログが表示されますので、ここでプリンタそのもの
   の設定をします。
   設定のコツは、ブラック一色で、高品位モードで、濃度を最高に
   します。 また紙はOHPシートか、コート紙を指定します。

(2) 印刷するサイズと位置の設定
   File → Print とすると、まず印刷する倍率と余白の設定画面と
   なります。
   ここでは、下図の様に、原寸で余白を2インチずつとしました。
   余白はマイナスの数値で1/1000インチ単位の数値とします。




(3) 印刷する層の設定
  上図で、”Layer Selection”ボタンをクリックすると、下図のダイア
  ログが表示されるので、部品面と半田面のいずれかか両方を
  していします。
  つまり、チェックをするときには両方を印刷した方が分かりやすい
  ですが、露光用は半田面、部品面片方ずつとします。




(4) 印刷内容の指定
  (2)の”Print”ダイアログで”Object Selection"をクリックすると、
  印刷対称とする項目の選択表である下記ダイアログが表示
  されますので、必要なものを選択します。
  露光用には”Copper”をクリックすれば、必要なものだけが
  下図の様に自動選択されます。選択したらOKを押します。







(5) 印刷確認と印刷実行
  (2)で”Prview”ボタンをクリックすれば、印刷イメージが表示されます
  ので、これで内容を確認します。
  これで確認してOKならば、”Print”ボタンをクリックすれば印刷を実行
  します。




        前のページへ