ファン温度制御ユニット
【概要】
サーミスタを温度センサとして使った温度によるファンの回転数制御
をする制御ユニットです。
外観は下図のようになっていて、パソコンなどの内部に取り付けて
使います。
ファンは動作確認用の仮の
ものです。
【全体構成】
全体の構成は下図のようになっています。サーミスタは抵抗分圧で電圧
変化に変換してから直接PICのアナログ入力としています。
ファンの回転数の設定用に可変抵抗を設けています。
ファンの制御出力は単純なPWM出力とし、トランジスタドライバを
追加してファンを制御します。
【回路構成】
上記構成を基に作成した回路図が下記となります。サーミスタは常温で10kΩ
程度ですので、5.1kΩの抵抗で5Vを分圧して入力信号としています。
ファンの制御出力にはMOSFETトランジスタを使いました。
ファンの電源には12Vを使う前提とし、DCジャックで供給するものと
しています。パソコンの12V電源から取り出せばよいようにしました。
【外観】
作成した基板ユニットの部品面とはんだ面は下記となります。
サーミスタは長い形状のものですので
基板に直接はんだ付けして空間の温度
を測定するようにしました。
★★★ 基板実装図のダウンロード
パターンは簡単ですので初心者向きです。
★★★ パターン図のダウンロード
【プログラム概要】
ファン温度制御ユニットのプログラムは下記となっています。
ファンの回転数設定制御用の可変抵抗により、温度とファンの
制御開始のスレッショルドを可変できるようにしています。
★★★ ファン温度制御ユニットのプログラムダウンロード