(2002/8/3)
【PCMパッケージ】
ここではCCS C Compilerとして最も安価に入手できるPCMの単独パッケージで
説明します。PCHも全く同様にインストールできます。
PCW/PCWHはWindowsの統合環境自身を含んでいるので少し異なります。
PCM/PCHを購入するとマニュアルと
フロッピーディスク1枚だけの簡素な
パッケージで届きます。
(最近はCD-ROMになったようです)
【インストール実行】
このフロッピーディスクからインストールを実行しますが、特別なことは無く、
通常のアプリケーションと同じ様にフロッピーディスク内の「install.exe」を
実行するのみです。
格納ディレクトリの指定、パスの設定確認などが聞かれますがインストールは
直ぐ完了します。
最後にライセンスファイルの確認をしたあと、MPLABとの統合を要求されます
ので次項と同じようにします。
【ダウンロードした場合】
CCSのコンパイラは頻繁にバージョンアップされていますので、CCS社のWeb
サイトから常に最新版をダウンロードしましょう。
1年間有効の更新件は99ドルです。
最新版をダウンロードした場合のインストールは下記のようにします。
1.ダウンロードしたファイル名を変更する
例 PcmUpd → Pcm3104.exe (3104はバージョン番号)
PchUpd → Pch3104.exe (3104はバージョン番号)
2.上記ファイルをダブルクリックしてインストール実行開始
途中でいくつかダイアログが表示されますが、いずれも「NEXT」として
先に進みます。
その中で下記のようなインストールするディレクトリの指定がありますので、
ここで自分がインストールしたいディレクトリを指定します。
下記の例では。D:\PICC というディレクトリを指定しています。
さらに先に進みインストール完了時点でライセンスファイルを確認したあと、
MPLABとの統合を下記ダイアログで要求されますので、MPLABのある
ディレクトリを選んで「MPLAB.INI」を選択後OKとすれば統合が完了します。
統合が完了すると下記ログダイアログで確認できますので、ここでOKと
すれば全て完了し、パソコンの再起動を要求されますので再起動します。
【注意】
CCSを以前と異なるディレクトリにインストールすると、ライセンスファイルが
見つからないというメッセージが表示されることがあります。
このときには、以前のディレクトリから、「crg」という拡張子のファイルを、
新しいディレクトリにコピーすれば正しくライセンスを認識します。
【MPLABとの統合】
インストールの最後でMPLABとの統合を実行しますが、あとから別に統合
作業をするには下記のようにします。
Windowsのスタートから「ファイル名を指定して実行」で参照を選択し、
CCSをインストールしたディレクトリを選んで、下記のようにCCSCを起動します。
+setupの前にはスペースが必要です。
d:\picc\ccsc +setup
そうすると下記ダイアログが表示されますので、MPLABのあるディレクトリを
選んで、「MPLAB.INI」を指定しOKとします。
これだけで、MPLABとの統合は完了します。