PIC16F87x用PICライタアダプタ

PIC16F87xに書き込むために、既存PICライタを拡張
するソケットアダプタです。




【概要】

マイクロチップ社の最新チップである、PIC16F87xシリーズにプログラム
を書き込むために必要な、既存秋月製PICライタ用の拡張ソケットアダ
プタです。
これでPIC16F87xの全てに対応できますし、かつ従来のPIC16C73/74
にも対応できます。
対応可能なPICは下記となります。

  PIC16C73   PIC16C74
  PIC16F873/876
  PIC16F874/877

【アダプタの構成】

今回製作したソケットアダプタは40ピンのゼロフォースソケットだけで
出来ています。
これで40ピンと28ピンのPICの書き込みが可能になっています。
回路構成は下図のようになっていて、40ピンの場合にも、28ピンの
場合にも同じ接続で良いようになっていますので、1個の40ピンソケット
で両方に対応できます。







上記の回路図の5本の信号線(Vpp、PGD、PGC、+5V、GND)を
秋月通商製シリアルPICライタから取り出して接続すれば上図中の
PICへの書き込みが可能になります。

ただし、ライタプログラムは最新版のPIC16F87x対応のものに更新が
必要です。
これは下記の秋月通商のホームページからダウンロードできます。

 ★秋月電子通商 プログラムバージョンアップ

【組み立て】

本アダプタは、PICライタにそのまま簡単に着脱できるよう、PICライタの
28ピンのゼロフォースソケットに装着できるように考えました。
写真のように、基板用コネクタを利用してPICライタから信号を取り出す
のとして固定を兼用できるようにしています。


右上の部分がPICライタとの接続部分
下側は42ピンのゼロフォースソケット



右下の部分にICソケットとの接続用
のピンが出ている。


【外観写真】

下記は本アダプタをPICライタに取りつけて使用しているところです。
PICライタ本体については別ページの説明を参照して下さい。


アダプタはPICライタのソケットに
装着して使う。
ソケットが2段になる。

PICライタ詳細はこちら。


ソケットに装着している部分の拡大
基板用コネクタのピンを利用した。





  目次ページに戻る