MPLAB IDEを使った開発の流れ


1.MPLAB IDEを使った開発の流れ

MPLAB IDEを使ってプログラム開発をするときの流れは下図のようになります。
そのそれぞれの段階でMPLAB IDEを使うと何ができるのかは概略下記となります。
この流れからわかるように、設計段階以降のすべてをサポートするようになって
います。

(1) エディタを使ってプログラムを書くことができます。
  この際テンプレート機能で書くようにすると楽になる工夫ができます。

(2) ソースプログラムから直接実行オブジェクトを生成します。
  直ぐシミュレータで実行できる様になります。
  これを「ビルド」するといいますが、ソースに変更があれば実行しますが
  何も変更が無いときには特に何もしません。またエラーがある時には
  エラーの発見場所をメッセージで教えてくれます。

(3) デバッグの時、ブレークポイントやトレースができます。
  一時停止用のブレークポイント、実行状態のトレースなどをラベルで
  指定できます。

(4) 変数やメモリな内容を見ることができます。
  変数領域や、EEPROM変数領域などを見ながら、確認してデバッグが
  できます。

(5) ストップウォッチで時間が計測できます。
  シミュレートしながら、プログラム実行実時間を計測できます。
  発振周波数も指定出来るので実際のハードウェアに合わせて計測
  できます。

(6) 内蔵モジュールのシミュレーション実行ができる
  内蔵モジュールの動作をシミュレートしてくれますので、実機が無くても
  デバッグができるようになっています。








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