ビルド、アセンブル


【アセンブル】

作成したソースファイルをアセンブルします。
この作業は単純に、MPLABのメニューから Project → Build All と
するだけです。
これでアセンブル作業が開始され、結果は、ソースファイルに間違いが
あれば下図のようにOutputダイアログに表示されます。
ここでエラーの発生個所は、このOutputダイアログのErrorの行をダブル
クリックすればエラー発生個所の行にジャンプしますので、簡単に判ります。




このエラーのチェックはこれまでと同じように、Message、Warning、Errorの3種類
あります。
Messageは基本的に注意だけなので修正は必要ありません。

Warningはデフォルトで修正できるものなので自動修正されますが、大抵の場合
には、それではまずくて修正が必要な場合が多いので、必ず確認しましょう。

Errorは修正が必須です。

この3種類のエラーをどこまで出すかはOutputのレベルを設定することで変更
できます。
それには、メニューから、 Project → Build Options → Project で開くダイア
ログで、MPASM Assemblerのタグをクリックすると、下図のようなダイアログが開き
ますので、ここで設定します。
下図のダイアログの Categoriesの窓でOutputを選択すると下図のダイアログと
なります。
ここで、Diagnostics levelの選択が3種類ありますので、ここでどこまで出力するかが
設定できます。また出力ファイルの形式や、cross referenceの出力も指定できます。






アセンブルが正常に終了すれば、下図のようにBUILD SUCCEEDEDとなって
オブジェクトのファイルが生成されます。





これでプログラムのオブジェクトファイルが生成されましたので、PICに
書き込んだり、シミュレータでデバッグしたりすることが出来るようになります。




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