【外部操作スイッチ】
パネルやプリント板に取り付けて、外部から操作できるように
するスイッチ類で、下図の様に大きさも形も数多くの種類が
あります。
これらは好みによって使って構いませんが、ひとつだけ注意が
必要なことは、接点の許容開閉電圧、電流の値です。
特にAC電源の電源スイッチに使ったり、大電流のOn/Offを
行うときには要注意です。
AC100Vの時にはAC250V以上のものを使用して下さい。
【ディジタルスイッチ】
マイクロコンピュータなどで、各種の設定を行うような場合に良く
使われているスイッチで、DIP型ICの形や可変抵抗のような形
をしているものがあります。
DIP型のスイッチは1ビット毎に独立にOn/Offが可能です。
いずれも接点容量は小さいので大きな電流を流す用途には
不向きです。
左図は、ロータリー型のBCDスイッチで
0〜Fまでの4ビット16進数での設定
が出来ます。
【ロータリースイッチ】
パネルに取り付けて、順に切りかえるような目的に使います。
感度の切替や、周波数の切替など測定器に良く使われて
います。
接点構成により種類が幾つか
あります。
12−1−1 12接点1回路1段
6−2−1 6接点2回路1段
4−3−1 4接点3回路1段
3−4−1 3接点4回路1段
2−6−1 2接点6回路1段
【ディジスイッチ】
サムホイールスイッチとも呼ばれるが、指で回転させることで
数値を表示させながら、10進4ビットのデータを入力する為の
スイッチです。
直接数値を見ながら設定できるので分かり易いというメリット
があります。
桁数は任意に増減できる構造になっています