【プログラムって?】
「プログラム」はコンピュータを動かすための「命令」を、決められた順序で
つないでコンピュータに何らかの一連の作業をさせるもので、いわば「作業
手順書」です。
コンピュータはこの作業手順書(プログラム)を記憶しておき、順次「手順」
(つまり命令)を読み出しては実行することで、ある機能を実現します。
また、この「プログラム」を作るのは人間です。(これを「プログラミングする」
という) そして、人間が命令を適当な順序に並べた後、コンピュータが理解
できる言葉に変換してやります。
(この作業を「アセンブル」とか「コンパイル」とか呼びます)
【どこにあるの?】
一般にコンピュータの中では、このプログラムはメモリとよぶ記憶装置に
格納されています。しかし、どうやってそのメモリの中にプログラムを入れる
かは色々な方法があります。
PICシリーズのマイクロコンピュータでは、後で詳しく説明していますが、
このプログラムをプログラムメモリに格納しますが、この格納のためには、
外部から入れる「書き込み器」を必要とします。
(この作業を「ROM書き込み」と呼ぶ)
これで書き込むとやっとコンピュータがプログラムを「実行」する準備が整っ
たことになります。
以下の各項では、これらについてもう少し詳しく説明します。