ここでは、ハンドシェイク通信としては、もっとも基本的で、応用範囲
の広い、パソコンのプリンタインターフェースを使った方法を紹介します。
このプリンタインターフェースにPICを接続して、パラレル接続で、ハンド
シェイク通信を行うために必要な、PICのハードウェアの作り方から、
PICのプログラム、それとパソコン側に最低限必要となるハンドシェイク
通信用のDLL(Dynmic Link Library)プログラムの作り方を紹介します。
1.ハンドシェイク通信とは?
2.パソコンのプリンタポートの仕様
3.ハードウェア
4.PIC側プログラム
5.パソコン側DLLプログラム
6.応用例(ハンドシェイクテスト)
7.応用例(アナログデータ収集、グラフ表示)
8.応用例(モータ特性測定)
今回製作するのは、下図のような構成で、パソコンとPICとの間を、
パラレル接続して、データ送受信をしようとするものです。
Visual BASIC、Visual C++、Assemblerと3種類の言語を使い分けます。
パソコン内部のプログラムは
Windows95をベースにして、
Visual BASICでアプリケーション
を作成し、ハンドシェイクでプリ
ンタを制御する部分は、入出力
命令が直接できるVisual C++で
DLL形式のプログラムを作成
します。
PIC側は、パラレル送受信を
するための共通モジュールの
形で作成し、色々な応用に
使える様にします。